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オフィスのパーテーション施工において、「欄間（らんま）オープン」がもたらす利点についてご紹介します。

欄間オープンとは？

欄間とは、パーテーションの最上部と天井の間にできる空間のことを指します。オフィスでパーテーションの上部に隙間がある様子を見かけることが多いのではないでしょうか？
一般的に、日本のオフィスの天井高は約2.5mですが、パーテーションの高さは約2m程度であるため、40〜50cmほどの隙間が生じるのが一般的です。
このように欄間を開放する状態を「欄間オープン」、パネルなどで塞ぐ形を「欄間クローズ」と呼びます。

欄間オープンのメリット

欄間を開放することで、いくつかの利点が得られます。
欄間を塞いでしまうと、空調設備（エアコン）が各スペースごとに必要になりますが、欄間オープンであれば空気の流れが確保できるため、追加の空調設備が不要になる場合があります。
さらに、消防法に基づく消防設備（スプリンクラー、火災報知器、非常灯など）の増設が必要ないケースも多く、コスト削減につながることもあります。
ただし、欄間オープンは音の遮断効果が低く、会話が外に漏れやすくなるため、吸音パネルを活用するなどの対策が求められます。

パーテーション施工を専門業者に依頼する重要性

本記事では、欄間オープンの利点を紹介しましたが、パーテーションの施工方法はオフィスの空調環境、消防法の規定、防犯面の考慮など、様々な要素を踏まえて決定する必要があります。
法令への適合や専門的な知識が求められるため、パーテーション工事を進める際は、法律にも精通した施工の専門家に相談することが重要です。

埼玉オフィスづくり.comについて

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